動力折曲機 MGB-164 DX（デラックス）/ 164 STD（スタンダード）

機能詳細

MGB-164 DX（デラックス）

◆操作パネル

• 折曲機の中央部に設置した操作パネルと角度設定ダイヤルですべての設定作業が正確に行えます。
• MGB-DXシリーズはタッチパネル式ですが、基本操作は押ボタン・ダイヤルですので、間違えも少なく簡単です。
• 多彩な設定は、タッチパネルで可能となっています。

◆浮上駒

アザ折、ツブシ作業時は薄板刃で交換することなく可能です。

バックゲージ設定 mm/尺選択

◆板厚選択（オプション）

◆10工程（オプション）

板数、角度、定規位置、減速等の情報を10工程まで記憶して、1ボタンで呼び出し可能。

◆分割上刃

ホルダー式なので任意の位置でカットすることが可能。(80mm以上)

MGB-164 STD（スタンダード）

◆操作パネル

フロントカバー中央部に設置した操作パネル。安全・確実・スピーディーに操作できます。

共通

①折り曲げ精度を高めた強靭なフレーム

最も圧力を受ける中央のフレームは、加圧された力を逃さない強靭なフレームを採用、さらに厚さ40mmのフレームを両サイドから補強し、厚さ120mmにてビームにかかる力を逃しません。

②停止センサ

本体両端に光センサーを装備。光線上に手をかざせばすべての動作が止ります。

③推力を確実に伝える主軸と回転部

メインシャフト（主軸）は、MGB-164シリーズΦ70mmを採用して加工推力を保持しています。回転部はベアリングを採用しているため、耐摩耗性に優れ推力のロスを最小限に抑えました。また、ビームとの接合ピンの軸受け部は、焼き入れブッシュと焼き入れピンを採用し、耐摩耗性の向上と推力のロスを抑えています。

④電動浮上駒

薄板は角度折りからツブシ作業が1本の刃で可能です。電動タイプなので低騒音、メンテナンスも楽です。

⑤バック定規　寸法自動修正装置

高精度のベアリングネジによる定規移動に加えて、バック定規・寸法自動修正装置採用により、機械の電動スイッチを入れた際、自動的にバック定規が「現在位置」寸法の確認で前後に移動し、誤差があれば強制的に修正します。

⑥バック定規　跳ね上げブロック

ブロックの跳ね上げ機構にバランサーを使用することによってさらに機能が向上し、わずかな力で上昇して逃げるため、薄物の材料でも表面にキズがつかず、加工品の折れ曲がりがありません（標準4個、追加はオプション）

角度設定用独立フレーム

独立したフレームに支えられた角度設定装置によって、機械のほぼ中心部でのダイヤル角度設定を可能にしました。機械中央での作業は、加工板材の長さに関係なく、一定の設定角度を保持します。主軸回転角度による従来の設定とは異なり、加工する上刃の位置を正確に感知して角度決めを行います。

刃型形状

上刃
下刃・浮上駒
下刃・中間駒※
下刃・大駒※

※中間駒と大駒はどちらかを選択（MGB-164 DXのみ）

仕様

品番

ODMX-1640 (MGB-164 DX)
ODMS-1640 (MGB-164 STD)

折曲板長さ

4000 mm

折曲能力

ツブシ兼用駒：t0.35～0.5 mm
中間駒：t0.5～1.2 mm
大駒：t1.2～1.6 mm

上刃・下駒の長さ

4300 mm

上刃の上下ストローク

90 mm

エキセントリックディスク

低摩擦ベアリング

バック定規有効移動量

430 mm（オプション 500 mm）

主軸回転数

8 PRM/分 (60Hz)

折曲用モーター

三相200V×3.7 kw×1/10　オフブレーキ付

定規用モーター

三相200V×0.2 kw×1/10　ブレーキ付
（インバーター加減速制御） (MGB-164 DX)
三相200V×0.2 kw×1/10 (MGB-164 STD)

定規有効奥行

385 mm (MGB-164 DX)
440 mm (MGB-164 STD)

角度設定方式

メカダイヤル式

折曲時の定規のにげ

はね上げブロック式

重量

4250 kg (MGB-164 DX)
4200 kg (MGB-164 STD)

電源諸元

主モーター

三相200V×3.7 kw

定規モーター

三相200V×0.2 kw（モーター同時使用はなし）

制御盤内ブレーカー

30 A

コード長さ

1600 mm

寸法図

MGB-164 DX

MGB-164 STD